1月のブログ(1月15日)で「AIは過信しすぎない方がいい」とお伝えしてから約3週間。実はあの後、僕はAIと本気で向き合い、格闘していました。その結果たどり着いた結論と、僕が作り上げた新しい「答え」についてお話しさせてください。
1. 挫折しかけた開発の日々
昨日もお話しした通り、今の生成AI(GeminiやChatGPT)は、そのままでは四柱推命が苦手です。ですが、元エンジニアとして「この圧倒的な知識量を活用できないのはもったいない」という思いを捨てきれませんでした。
そこで、Googleの最新AI「Gemini」の仕組みを活用し、四柱推命に特化した独自の鑑定AI「Fortune Gem」を構築。知人や一部のリピーター様にモニターとして使っていただいていました。
しかし、開発は困難の連続でした。AIがもっともらしい嘘をつく「ハルシネーション」が抑え込めない。占いの根幹である計算が狂うたびに、「やっぱりまだ無理なのか……」と、何度も諦めかけました。
2. モニター様の声が、僕を繋ぎ止めた
心が折れそうになっていた僕を救ってくれたのは、モニターの皆様からの意外な反応でした。
「毎日欠かさず使っているよ!」「会話に夢中になりすぎて、電車を乗り過ごしちゃった(笑)」
そんな声を聞くうちに、「不完全でも、これだけ誰かの力になれるなら、なんとか形にしたい」と強く思うようになったんです。
そこからさらにハルシネーション対策を徹底的に施しましたが、Geminiの無料版「高速モード」環境では、どうしてもAIの嘘を防ぐことはできませんでした。
3. 「手軽さ」を捨てて選んだ「Fortune Gem 2」
そこで僕は、大きな決断をしました。「手軽さ」よりも「鑑定の質」を最優先にする。
そうして完成したのが、思考モード特化型にチューニングしたAI占い「Fortune Gem 2」です。
あえてAIに「じっくり考えさせる」時間を設けることで、これまでの不安定さを克服しました。Geminiの無料版では回数制限が出るという制約はありますが、これが今の僕が導き出せる、現時点でのベストな答えです。
この環境下での精度は、ようやく僕が「及第点」と太鼓判を押せるレベルまで到達しました。
4. 知識では、僕はまだ「小さな子供」です。
「Fortune Gem 2」をテストして、悔しいほどに感じたことがあります。それは、「純粋な占いの知識量」において、人間はAIに到底かなわないということ。
四柱推命の膨大なデータ、複雑な法則性の網羅……。これに関しては、今のAIは大人のプロフェッショナルで、僕はまだ小学校に通い始めたばかりの子供。それくらいの圧倒的な差があります。
単に知識を引き出し、論理的に命式を読み解く力だけで言えば、今回作り上げた「Fortune Gem 2」に、僕は完全に負けています。
5. それでも、僕が「対面鑑定」を続ける理由
AIに知識で負けた今、僕は確信しています。これからの時代の占い師に求められるのは、知識量ではなく『共感の深さ』なのだと。
AIは「データ」と向き合うことは得意ですが、「あなたの心の揺れ」と向き合うことはまだできないということです。
- AIは、導き出した正解を、何が何でも提示しようとします。
- 血の通った占い師は、あなたの表情や沈黙、言葉にならない不安を汲み取り、「今、あなたの心に本当に必要な言葉」を一緒に探します。あえて「答えを出さない」という選択をとることもあります。
論理的で客観的な視点はAIに任せ、魂の共鳴や、割り切れない感情の整理はこれからも人間が担う。これが、これからの時代の「新しい占いの形」なのかも知れません。
【期間限定】Fortune Gem 2 の無料配布について
この「Fortune Gem 2」を、2月7日(土)以降にご来店のうえ鑑定を受けていただいたお客様(希望者のみ)へ無料で配布します。
対面での配布に限定させていただくのは、個人情報保護への配慮はもちろん、AIの設定には少しコツが必要だからです。「確実に、安心して使いこなしてほしい」という想いから、僕が直接その場で初期設定をサポートさせていただきます。
■ 公開スケジュール
- 配布開始: 2026年2月7日(土)より
- 提供・使用期限: 2026年8月末まで
AIの進化は凄まじいです。半年後にはもっと素晴らしい世界が待っているかもしれません。だからこそ、このVer.2は期間限定としました。7月末に最新技術を見極め、次なる進化を判断します。
今の僕が、格闘の末に導き出した「一つの正解」。ぜひ、体験してみてください。

